13年履いた「ベルルッティ(Berluti)」!
このベルルッティは、私自身2足目のベルルッティです。
1足目のベルルッティが、あまりに良かったので、
仕事で成功を収めた2009年に、青山本店でこのベルルッティを購入しました。
当時、カラリストさんと打合せし、このムラ感のあるブラウンにしてもらいました。
13年間の時が経ち、色は濃く落ち着いてきましたので、
ベルルッティもメンテナンス次第でエイジンが楽しめる靴だと思います。
もちろん、パティーヌすることで染め替えも可能です。
ベルルッティの今の状態は?
ソールの状態
雨の日に履かず、キレイな床を歩くことが多かったからなのか、ソールの交換は一度も行っていません。
現在のソールの状態がこちらです。
羽根の閉じ具合
こんな感じです。ちなみにこの位が自分の好みです。
結び方は、「ベルルッティ結び」にしていません(>_<)
踵の状態
色の抜けやシワがありますが、それら経年変化も含めて気に入っています。
でも、踵も全体的には濃くなったような(・・?。。。
靴の中
マッケイ製法なので、コルク層が薄いためなのか、靴の沈み込みはグッドイヤー製法より少なめです。
ですので、フィッティングはグッドイヤー製法ほどタイトでなくても良いかもしれません。
ちなみに、私は普段UK6.5ですが、このベルルッティはUK7です。
店員さんにも、タイトよりはリラックスして履けるサイズを勧められました。
ただし、もし今購入するなら、UK6.5にすると思います。
やはり、馴染むと少し緩くなるので。。。
ベルルッティのメンテナンスで大切なこと
気を付けていること
◆とにかく乾燥させない◆
ベルルッティの店員さんからは、
「手で触るだけでも良いので、とにかく靴を乾燥させない」ように言われていました。
ですので、雨の日は履いていません。
メンテナンスでやってること
◆履いた後は馬毛ブラシでブラッシング◆
メンテナンスに関しては、特別なことはしておらず、履いた後馬毛ブラシで埃を落として、
2~3か月に1回「サフィール クレム1925」で磨いているだけです。
磨く際には、上記のグローブで両面磨きをしています。
グローブは、ドイツのペダック社のもので、起毛面でクレムを拭き取った後、ヌメ革面で艶を出しています。
13年間、一度もカラーのクリームを使用したことはありませんし、ワックスも入れたことはありません。
ベルルッティの店員さんのアドバイスを守り続け、乾燥させなかったおかげなのか、
今でもブラシやグローブで優しく撫でるだけで艶々です。
ベルルッティの履き心地は?
ベルルッティの履き心地は、一言でいうと
「雲の上を歩いているような履き心地」です♪
とにかく「軽く」とにかく「柔らかい」!
とにかく軽い
革もソールも皮膚のように薄く軽いです。
履いたイメージは、一般的なグッドイヤー製法の10分の1くらい軽く感じます。(本当の重さは計っておりませんm(__)m)
とにかく柔らかい
まず、足入れが非常に柔らかい。
そして、ベルルッティの靴ベラ
ベルルッティのヴェネチアレザーを使用した靴ベラで履くと、
フランスの貴族になったような優雅な気分に浸ることができます。(気分だけです・・・)
甲の周りもソール含めて柔らかく、裸足で歩いているように抵抗感がない。
捨て寸も多くあり、変なところに足が当たるようなこともありません。
さいごに
以上みてきたように、ベルルッティは履き込んで時が経っても、全く色あせることなく
魔力とも呼べるような風格を備えていきます。
今でも会社に履いていくと、「靴からオーラが出てる」と言われます(笑)
これからも20年、30年と履き続けてレポートしていきますので、どうぞよろしくお願いします。
ではまた(@^^)/~~~。