トリッカーズのカントリーブーツをすぐにでも履いて出掛けたい!
そんな気持ちを抑えながら、これから一生を共にするトリッカーズのプレメンテをしてみました。
トリッカーズの箱をオープン
まずは箱を開ける(^▽^)/
おおっ、何度開けても感動の瞬間!
バーニッシュカラーなだけあり、ところどころ焦がしたような色ムラがあるのがたまらない。
ロイヤルワラントの称号が、眩しい。
よ~し、プレメンテするぞ。
プレメンテなんて、覚えたのは数年前です。
それ以前の靴たちは、プレメンテされることなくガンガン履かれていました。
そうして、アッパーにヒビが入ってしまった革靴も何足かあります。
そう考えると、このトリッカーズは幸せ者だな。(今までの靴に謝りたいm(__)m)
プレメンテの目的
プレメンテは、なぜやるのかというと
『革の状態を良い状態にすることで、履きやすく長持ちさせることができるから』
です。
つまり、快適性と耐久性をアップさせる効果があるのです。
今回のメンテグッズたち!
長谷川裕也さんの『靴磨きの本』を参考にセレクトした、私のプレメンテグッズレギュラーたちです。
⓵コロンブス 馬毛ブラシ
⓶コロンブス 豚毛ブラシ
⓷サフィール ユニバーサルレザーローション
⓸コロニル 1909シュプリームクリームデラックス
⓹サフィールノワール クレム1925
⓺ペダック レザーグローブ
もちろん、シューツリーとクロスもね(^_-)-☆
さっそくプレメンテ開始
1.まずは、馬毛ブラシで埃を払う
あまり埃はない・・・。(当たり前か)
2.サフィールユニバーサルローションで古いクリームを拭き取る
クリーナーの位置づけなのですが、通常のクリーナーと異なり、
革にやさしいビーズワックスベースのマイルドなスムースレザーローションです。
汚れを落とすだけでなく、革に栄養分と柔軟性を与えてくれるので、ひび割れや乾燥を防いでくれます。
ホホバオイルが含まれているため、保湿効果が高く革がしっとりとしてきます。
しかも、ミンクオイルなどと違って化粧品などにも使われる”植物性”の油分なので、
色が濃くなりにくいという特徴があります。
この1001バーニッシュは、褪せた感じにエイジングさせていきたいので、
植物性オイルを含んだ「サフィールユニバーサルローション」が最適という訳です。
このステップを踏むだけで、革が喜んでいる声が聴こえます。
3.コロニルシュプリームクリームを塗る
このクリームは、香りがいいので靴磨きの時間が楽しくなります。
もちろん、その効果も素晴らしい。
浸透力の高いクリームが、革に栄養を与え、柔軟性を高めます。
クリームを馴染ませるために、硬めの豚毛ブラシで全体をブラッシング。
この時に、硬い豚毛がしなる位に強めの力でブラッシングするのがコツです。
履きじわが入りそうなところは、特に念入りに。
すると、イイ感じで艶が出てきます。
う~ん、プレメンテ最高!
4.サフィールノワールクレム1925で色気を出す
上記ステップでもプレメンテは十分なのですが、
プレメンテをさらに楽しむためのステップがこのステップ。
直接、指でぬりぬり。
サフィールノワールクレム1925は、蜜ロウ、カルナバワックスなどの
高級素材に加え、シアバターも配合しているので、革靴がとっても艶々してきて、色気が出てくる。
油分が入っているので、水にも強くなる。
カルナバワックスのおかげで撥水効果も出てくる。
良いことづくめのステップです。
5.ペダックレザーグローブで両面磨き
まずは、モフモフしたこちらの面で磨いていきます。
もうね、良い香りと艶でテンションMAXです。
続いて、トゥ周りをヌメ革の面で磨きます。
この面で磨く方法は、以前知り合いに教わったのですが、
ワックスを使っていないのにピカピカになるので、それ以来お気に入りの方法となりました。
以上でプレメンテが終了になります。
プレメンテまとめ
この方法を行ってから、10年弱経ちますが革の状態は、それ以前の靴に比べ明らかに良い!
今までの靴も20年以上現役生活を続けていますので、この方法を覚えた今の革靴たちは、
一生持たせることが出来ると考えています。
プレメンテって何するの?どうやるの?という方のご参考になれば嬉しいです♪
それでは、また(@^^)/~~~。