高級靴を購入したきっかけ
私は仕事柄、企業経営者と仕事をすることが多かったのですが、あるクライアントの社長に
『ジンくん、靴は良いものを履いたほうが良い。良い靴は良い場所に導いてくれる。』と勧められたのがきっかけです。
当時、地元の靴屋で購入した革なのか合皮なのかもわからないような靴を履いていました。
全く靴へのこだわりはありませんでした。
しかも、今から考えるとかなり緩めの靴で、夕方になると蒸れるし、
何より履いてる時には、「いつも靴脱ぎたいな~」なんて考えていました。
勧めてくれた社長におススメのお店まで教えてもらって、そのお店で靴を購入しました。
初めての高級靴購入
おススメされたお店は、神宮外苑にある『ワールドフットウェアギャラリー』というお店です。
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店員さんの対応が、今までの靴屋さんとは全く異なっていたことが、印象深いです。
今までの靴屋さんは「靴は何センチですか?」と聞かれていました。
しかしながら、ワールドフットウェアギャラリーでは、店員さんが「サイズはこの位ですかね?」と
自分に合うサイズを持ってきてくれました。
しかも、履いた後に靴を触りながら、「うん、大丈夫ですね。ちょっと歩いてみてください。」と完全にリードしてくれます。
ちょっときついな~と思っていたのですが、「この位のサイズがオススメです!」と笑顔で対応してくれました。
クライアント先の社長さんからも「日本人は履いている靴が緩すぎる」と言っていたのを思い出して、
「じゃあ、これサイズください♪」と言って初めての高級靴『アルフレッドサージェント』を購入したのが、1999年のことです。
靴のサイズって自分で決めるものだと思っていたので、サイズを提案されたことにとっても驚きました。
当時は、アルフレッドサージェントが、イギリスの靴だとか、グッドイヤー製法だとかの知識は全くありませんでした。
23年前の出来事ですが、「無知だったな~」と感慨深くなります。
その時購入したアルフレッドサージェントは、5回のオールソールを経ていて、今でも元気です!
23年経った現在の『アルフレッドサージェント』がコチラ↓
高級靴を履いてみて良かったこと
初めての高級靴『アルフレッドサージェント』を購入したものの、
改めて履いてみると「キ、キツイ。。。」
「靴紐を緩めないと靴が履けないじゃないか?」
「しかも、靴ベラも必要だ・・・・」と愕然としたのを鮮明に覚えています。
今から考えると、当たり前のことなのですが、当時の私の価値観では考えられないことでした。
しかし、いったん履いてみると
・足が蒸れない
・足が疲れない
・靴を脱ぎたいと思うことが無くなった
・靴のことでクライアントに褒められ、仕事もうまくいく
と、とてつもないメリットだらけだったのです。
当時の自分にとって、画期的な出来事でした。
靴って、他人に見られているものなんですね!
プレメンテなんてものは、知らなかったので全くやっていないのですが、
『アルフレッドサージェント』を履いて出掛けると日常に変化が生まれてきました。
このプラス面の変化により、「人生が好転した」と言っても過言ではありません。
だって、夕方になると「疲れた~」「脱ぎたい!」とネガティブな気持ちになることが一切なくなったのですから。
高級靴の購入をきっかけにQOLが劇的に向上したのを覚えています。
それ以来、私は革靴にハマっていきました。
今では、エイジングの良さも知ってしまったので、
『革靴=相棒』となり、毎日のパートナーとして欠かせない存在です(*^▽^*)
高級靴を履いて感じたマイナス面
ただし、高級革靴にはマイナスの面もありました。
マイナス面は、
⓵雨の日、足元が滑る
⓶雨の日、靴に水が入ってくるので不快
です。
これはレザーソールを雨の日に履いていたという無知な自分が引き起こしたマイナス面です。
もちろん、今では雨を楽しむ靴を持っていますので、このマイナス面は全然感じていません。
当時の自分に言いたいこと
メンテナンスのことを何も知らなかったので、靴のメンテナンス仕方を教えてあげたかったです(>_<)
具体的には、
・クリームの種類と使い方
・ブラシの使い方
・雨の日のケア
・雨に強い靴の存在
・革靴の楽しさ
このあたりですね。
ですので、『エンタメ革靴ブログ』では、当時の自分に伝えたいことも積極的にお伝えしていきたいです。
まとめ
「無知」によって多くの失敗を経験してきました。
ずいぶん遠回りをしてきたし、靴にも負担をかけてしまったなぁと反省しています。
だから、自分の失敗から得られた知見を多くの人にお伝えしていきたいです。
そして、革靴ライフはもちろん、人生そのものを楽しんでほしい。
まさに革靴こそエンターテイメント!
そんな経験や日々を皆さんと共有していきたいです。
これからもよろしくお願いします!
それでは、また(@^^)/~~~。
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