20年間経つと革靴はどうなるのか?
こんにちは。
エイジングマニアのジンです。
私の革靴も20年を超す猛者たちが徐々に増えてきました。
ちなみに下の写真が、1999年に私が初めて購入した高級靴「アルフレッドサージェント」です。
今が2021年なので、23年目ですね。
履きジワが深いものの、それが味となり、足元に風格が備わる感じがします。(気のせい?)
長年の使用で靴のコルクが完全に沈み、自分の足に完全にフィットしています。
購入当時は、キツイという印象でしたが、今では羽根がピッタリと閉じた状態でジャストフィットしています。
このアルフレッドサージェントは、まだまだ現役でして週1回のペースで履き続けています。
トゥは、今でも磨けばワックスなしでピカピカに光ります。
下の写真は、2000年に購入したスペイン靴『マグナーニ』です。
2000年当時では、スペインの靴を見かけることは少なく、かなり珍しかったのではないでしょうか。
こちらもオーラたっぷりの靴に育ちました。
当時は、インターネットで情報がすぐに手に入るという時代ではなかったので、
メンテナンス方法がわからないどころか、メンテナンスが必要なことも知りませんでした。
それでも20年履き続けられるので、革が良かったんだなと感心しています。
それにしても、私の無知によって、これらの靴には負担をかけてしまったなぁと反省していますm(__)m
革靴がダメになる3つの理由
長年、革靴を履き続けて分かってきたことがあります。
それは、「革靴がダメになるには明確な理由がある」ということです。
その理由は、主に3つあるので共有しますね。
⓵履く瞬間の負担
⓶履き続ける負担
⓷油分不足による乾燥
この3点が大きな要因であり、この3つを回避できれば
靴を長持ちさせることは、難しくないと確信しています。
それぞれもう少し詳しくご説明しますね。
⓵履く瞬間の負担
履く瞬間の負担とは、まさに履く時に靴にかかる負担のことです。
この負担は、アッパーの革やかかとに大きな負担がかかります。
⓶履き続ける負担
履き続ける負担とは、歩くことによる衝撃でソールが削れたり、
汗をかいて湿気がたまってしまうことです。
また、サイズが合っていないと靴の中で足が動いてしまい、靴内部が傷みやすくなります。
⓷油分不足による乾燥
油分不足による乾燥は、メンテナンスがおろそかだと起こりやすいです。
人間の皮膚と同じように、乾燥するとシワが入りやすくなったり、
乾燥した状態で大きな負担や繰り返しの曲げなどの力がかかるとヒビ割れにつながってしまいます。
これら革靴がダメになることを止めれば、革靴はいつまでも履き続けることができるという訳です。
それでは、次に革靴を履き続けるコツを見ていきましょう!
革靴を20年履き続けるコツ「6選」
革靴を年間300日履き続け、はや25年。
延べ7,500回⁈も履いてきてハッキリしたことは、
「適切なメンテナンスをすれば、革靴は一生履き続けられる!」です。
本やブログを見ているといろんな情報があり、難しく考えてしまいますが、
要は「革靴がダメになることをやらない」ことが大切です。
まず、コツをザっと箇条書きにしますね。
全部で6つであります。
⓵靴ひもをほどいて履く
⓶靴ベラを使う
⓷1日履いたら2日休ませる
⓸シューキーパーに入れる
⓹毎日ブラシで埃を取る(馬毛)
⓺たまに靴を磨く
⓵靴ひもをほどいて、⓶靴ベラを使って靴を履くことで
「履く瞬間の負担」を劇的に減らすことができます。
⓷1日履いたら休ませることで湿気を抜き、
⓸シューキーパーに入れることで型崩れを防ぎます。
これにより「履き続ける負担」を和らげることができます。
そして、⓹毎日ブラシで埃を取ることで、「革の乾燥を防ぎ」
⓺たまに靴を磨くことで、「油分を補給」することができます。
このように、6つのことを行えば、靴は一生ものになります。
さいごに・・・
靴は、愛情を注いでしっかりと手を入れることで「経年劣化」ではなく、
「経年優化」していきます。
これがたまらなく嬉しい。
みなさんが、
『靴を大切に履いてたくさんの想い出をつくり、豊かな人生を送る』
そんなお手伝いが出来たら幸せです♪
それでは、また(@^^)/~~~。